
朝食は腹持ちのいいもの、夕食は野菜中心で
スルスルと小枝のように細くって、それでいて女性らしいしなやかさがあって。静かなエネルギーを秘めたモデルはなさん(27歳)の立ち姿は、ただ細いだけの女性とは一線を画す可愛らしさ。さぞや制限の多い食生活では?と思いきや、
「よく食べますよー。食べることが大好きなんです」
とうれしいお答えが。
「『お腹すいたー』とご飯を食べるとき、すごく幸せ(笑)。朝もお腹がすいて起きちゃうくらいなんです」 甘いものも大好きで、最近は1日に1回はアイスクリームかケーキを食べているとか。それなのにこの体型がキープできているのはなぜ?
現在、彼女は横浜の自宅で両親と弟との4人暮らし。昼は仕事で外食が多いけれど朝食と夕食は、できるだけ家で食べるようにしているそう。
「昼食は仕事の進行次第で何時に食べられるか分からないので、朝食はしっかり食べるようにしています。外食だと肉やこってりした味つけのものが多いので、家では野菜が中心。朝食と夕食で自分のペースに戻すようにしてるんです」
調理好きのお母さんが作りおきしてくれる料理は、和食が中心。メニューを聞いてみると、具だくさんの味噌汁や根菜の酢炒め、玄米ご飯など、まさに”正しい日本の食事”。さらに、はなさんの好物といえば「納豆」!
「1日に1回は絶対に食べます。好きで好きで食べ過ぎて1年くらい見るのもいやになった時期があったほど(笑)。今はまた復活してモロヘイヤやオクラなどネバネバ系のものを混ぜて食べるのが大好き。家で納豆を食べながらビールを飲んだりして(笑)」
そして家での食事の食事の最後にはカフェオレを。これが「しめ」の習慣。こうしてだらだら食いを防ぎ、翌日お腹がすくくらいの適量をキープしているのです。
「それから夕食後はすぐに歯を磨きます。歯磨きって面倒で好きじゃないから、夜お菓子を食べたくなっても、また磨く手間を考えるとがまんできるんです」
ここ数年、体重の大きな変動はないというはなさんですが、500gでも体重が増えると、鏡で自分の顔を見て変化に気がつくといいます。
「そんなときでも食事を抜くことはありません。食べる楽しみをなくしてまで体重を落としたいという気持ちにはなれないから。そのかわりすこしづつ食べるものの量を減らしたり、夕食をいつもより早い時間に食べて、寝る前の時間にからだを動かすようにしてるんです。」
夜、得意のお菓子作りに熱中したり、文章やイラストをかいたり。ときには散歩も。これでベスト体重に戻るのだそう。
はなさんの暮らしには、「おいしい、おいしい」と食べることを楽しみながら、きれいにやせられる工夫がいっぱいです。
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